「欲しい」から「更新」へ。更新リストのススメ


皆さん、こんにちは!けんじです。


「あれも欲しいな」「これもいいな」――そう思って、ついつい物を増やしていませんか?僕も以前はそうでした。でも、物が溜まっていくと、部屋は狭くなるし、ほこりがたまって掃除が、大変になるし、何より集中できないんですよね。


そんなあなたに試してほしい、「更新したいものリスト」について紹介します。

これは僕が断捨離終わった後に考えたものなんですけど、ものを手放せない人にとってのアクションプランになったらいいなって思います!


〇なぜ「欲しいものリスト」が物を増やすのか?
考えてみてください。「欲しいものリスト」って、基本的には一方通行なんです。「これがあったらいいな」「これが欲しいな」と、追加していくばかり。そうすると、どんどんリストは長くなり、いつの間にか物も増えていきます。

断捨離を終えて思うのは、「ほとんどの物は、開封している時が最も嬉しかった」ってこと。

欲しいものリストは、開封の瞬間の嬉しさを増やす一方、持ち続けることによる管理の大変さも運んできます。そのうち片付ける気も起きなくなります。

一番大変だったのはベッドフレーム。

普段掃除していなかったからほこりが舞うし、解体に時間かかるし。



〇「更新したいものリスト」って、どういうこと?
この「更新したいものリスト」は、新しい物を手に入れるときに、「今ある何かを手放すこと」を前提にする考え方です。
作り方は、とってもシンプルですよ。
* 新しい「欲しいもの」が見つかったら、それをリストに書きます。
* その横に、今持っている「同じ役割の物」で、手放す物を一緒に書き出すんです。
例えば…
* 「新しいスニーカーが欲しいな」
   → だったら、「もう履かないボロボロのスニーカー」を手放そう。
* 「最新のスマホケースが欲しいな」
   → だったら、「今使っている少し飽きてきたスマホケース」を手放そう。
* 「新しい小説を読みたいな」
   → だったら、「読み終わったあの本」を手放そう。
こんな風に、常に**「INとOUTをセット」**にするのがポイントです。


〇「更新したいものリスト」がもたらす効果
このシンプルな習慣が、あなたの生活に驚くほどの変化をもたらします。
* 無駄な物が増えない: 「入れたら出す」が前提なので、物が際限なく増えることがなくなります。
* 本当に必要な物だけが残る: 「これを買うなら、あれを手放す」という選択を迫られることで、より慎重に、本当に価値のある物を選ぶようになります。
* 罪悪感が少ない: 物を捨てる時の「もったいない」という罪悪感が軽減されます。新しいものを迎え入れる喜びと、古いものへの感謝の気持ちで手放せるんです。
* 「選択負荷」の軽減: 物が少ない状態を維持できるので、「どれを使おう?」「どこに置こう?」といった無駄な思考の負荷が減り、心がスッキリします。
* 自分を知る: 何を手放すか、何を残すかという判断を通じて、あなた自身の「判断基準」が明確になり、本当に大切なものが何かに気づくきっかけになります。

特に自分を知れることが面白くて、手放すときに手が止まるモノって、執着や想い出、大切なものが詰まったお宝なんですよね。

小さなお土産物に、親に連れてってもらった水族館の記憶が入っていたりして。

執着は更に面白くて、深掘りすると自分の判断基準が見つかったりするんですよ!

例えばある方の片付けを手伝った時のこと。

大抵のものはサクサク捨てていくのに、壁に貼った包装紙だけは捨てられなくて。共通点を見つけていくと、レトロフューチャーなデザインが好きであることがわかり、彼自身も「なんとなく気に入ったものを集めてただけ。こういうデザインが好きだったんだ」って驚いてました。



もし「欲しいものリスト」があるなら、「更新したいものリスト」に書き換えてみてください。

漠然と何か欲しい方や、衝動買いしてしまう方は、手帳の片隅でも、スマホのメモ機能でも、書き出してみてください。


ぜひ、次に「何か欲しいな」と思った時に、このリストを思い出してみてください。あなたの生活が、もっと軽やかになりますように。